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プロフェショナル マルちゃんの仕事のお流儀 あと一歩だけ前に進もう♫

江戸末期の茶室「又生庵」再生工事
今日の現場進捗です。

マル
社長さんよろしくお願いします。

天井は琵琶湖の葦、表に糸が見えないように連結してもらいました。

社長
土壁と柱の際には「のれん」と言う紗を竹にくっつけたのを柱に釘止めします。

砂漆喰を塗りこんでから「パームヤシ」の繊維を臥せて、上から土を塗って、素材そのままの素朴な仕上げにする事にします。壁から麻の紐が付いているのを「ひげこ」短めのを「トンボ」と呼びます。壁が浮いてこないようにする補強材です。

日頃無口な職人も自分の仕事となると一遍に饒舌多弁になります。
3時に回転焼きを頬張りながら打ち合わせ会です。
現代でも、こういう伝統的な仕事の出来る職人は、まだ残っています。しかし、いま仕事がないと消えて行きます。
ただ、彼らは受け身です。
腕を発揮できる場を作ってやり、繋げていくようにコーディネートするのが、私の仕事でしょうか?
最近そんな事を思うようになりました。

マル
あと一歩だけ、前に進もうですね!
なんちゃって!

社長
ことは日本の伝統的職人技の話しだよ、いちびってってどうすんるんだ!

マル
すみません!皆さんも真剣に考えてくださいね

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