すっかり秋らしくなってきました。12月5日～12月8日まできりえ展と、8日午後は朗読会をします。

2018年10月17日投稿

猪谷社長

気温も下がって、めっきり秋らしくなってきました。
猪谷工務店１階の接客スペースでもあります町家の和室床の間の
掛け軸と、活けた花を、季節に合わせて変えました。

藤川さん

床の間の掛け軸は横山大観から、観音様の絵に変えられたのですね。

猪谷社長

これは一葉観音様です。先日の台風21号24号と続きましたのでお守りの意味で変えました。

また、軸の上に掛けてある面は広隆寺の弥勒菩薩像のお面です。

お二人方の観音様の尊顔は大変優しく、いつも、優しく包み込んでいただくようです。

藤川さん

どうして台風の後、一葉観音様に変えられたのですか？

猪谷社長

一葉観音様について少し説明を加えます。

猪谷社長

この像は、福井県永平寺にまつられてある像で、開基道元禅師が宋に渡って帰還の折、嵐で船が難破しそうになった時に、禅師がお経を唱えられたら笹の葉に乗られた観音様が現れ、嵐も収まり、無事帰還され、日本に禅宗を改組されたそうで、その伝説から一葉観音像が祭られているそうです。

藤川さん

そうですかそれなら台風の前に変えたら助かったかも知れないですね

猪谷社長

あとの祭りかもしれないが、心を落ち着かせる意味もあってね、
又、広隆寺の弥勒観音様のお顔を見ますと、いつも、わけ隔てなく、温かく包み込んでいただくような気がして
心が落ち着いてきます。

猪谷社長

最後の写真はお愛嬌ですが、過ぎ去りし夏の思い出です。

ここまでお読みいただきありがとうございます。あなた様には季節の変わり目、お身体充分ご自愛ください。

また、12月8日に、このスペースで、「朗読会」と「きりえ展」を同時開催しますので是非ご参加お待ちしています。

きりえ展は12月5日水曜日～8日まで開催です。

きりえ展　野上浪子さま

朗読者　朗読グループ「たまゆらの」のみなさま

内容は　芥川龍之介作　　『蜘蛛の糸』

　　　　重松精作作　　『あいつの年賀状』

　　　　志賀直哉作　　『転生』

猪谷社長

素晴らしい語り手によって耳から伝わるお話は、目で読む以上に心に残りますね。会が終わったら直ぐ閉会ですか？

藤川さん

いえいえ、会の後、朗読者を囲んで、茶話会を開催しますのでお時間の許す方は併せてご参加ください。

猪谷社長

楽しい催しになりそうですね！お誘い併せの上どうぞお越しください