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「楽しくてたまらない家づくり」

『楽しくてたまらない木の家づくり』

家づくりの中で、一番楽しい期間は?と聞かれると貴方はどう思われますか?

1.完成前であと少しで入居できるころ?
この石垣は建て替えを機に、構造計算の専門家の先生のご指導の下、裏込めコンクリートをシッカリ流し込んで補強しました。
その上に基礎を構築して、ブロック造ではなく木造で塀を造っています。
(これは塀の荷重が石垣に負担を与え過ぎない事を考えた選定です)
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2.上棟式でお祝いをしたころ?

3.土地探しのころ?

4.基礎工事のころ?


まず基礎工事のころが一番楽しかったという方は先ずおられないと思います。

家づくりの一番楽しいころとは?の正解を、ストーリーで申し上げますのでお付き合いお願いします。

山の木の伐倒、製材までは、体験して頂くことは出来なかったですが、構造材の柱梁は全て吉野材でまかない、床板は鬼胡桃の無垢板を張り、天井も杉の板を張った、純和風の木の家が出来ました。

囲み私が子供のころ、大工だった父が、家の「ちゃぶ台」の上に紙を広げて平面図をよく書いていました。

そんな父を、兄弟みんなで囲んでは、「お風呂ここ?」「便所何処?」「何処でご飯食べるの?」

「玄関は?」・・“ワイワイガヤガヤ”の、もちろん猪谷家ではありませんが、それは実に楽しい時間でした。

家族それぞれが、自分の夢を想像し、語り合う。

まさに、家づくりの中で一番楽しいのはこの間取り作りではないでしょうか。

先日、お客様の家で、新築住宅の間取りの打合せをしていた時の話を、ご紹介したいと思います。

その日は、何回目かの提案を重ね、ほぼ、間取りが固まってきた日のことでした。

日ごろあまり意見を述べられないご主人が、ポツリとご質問されました。

「この間取りで私の葬式の棺桶は出ますかな?」

・・・・「う・・ドキ!」・・・一瞬なんと答えるか、

頭が真っ白なってしまいました。なんてお答えしたらよいか・・?

ご遺族が柩を持ってこの廊下を通って玄関に廻って、階段は・・・?どうしよう・・?

縁起でもないことは言えないし、その間、僅かでしたが、結構長い時間に感じました。

その時です。奥様が見事なタイミングで、こうきりだされました。

「お父さん!なにいうてるの?あなた、家で死ねると思っているの?? いまどきは、、病院で死ぬのに決まっているのと違いますか・・・?」

冗談とも?助け舟とも?奥様の絶妙な言葉が良く効いて、話はその後、核心には触れぬまま、何時ものように和やかに、そしてユーモラスに、話は進んでいきました。

次回の訪問時では、棺桶の型紙で、経路の説明をしようか?と、資料を用意しましたが、結局、その後は何もなかったように、この話はこれっきりとなり、楽しくプランは進みました。

そして無事着工、地鎮祭、上棟式、中間の打ち合せなど、現場に来て頂くときも、必ずご夫婦連れで仲良く来られます。竣工後には、私が工事中に三輪神社さんの話をしていましたのを覚えていただいて、猪谷工務店さんの信仰されておられる神社さんならと、ご夫婦でお礼参りに行かれ、ご神体のお山の登山もお二人でして来られたそうです。

そんなエピソードもさることながら、色々楽しい話題豊富な家づくりでした。

私の建築人生のなかでは、一番楽しく印象深い思い出の多い家づくりでした。

三輪神社様は、ご神体が三輪山で樹齢何百年という杉の大木が境内に聳えていますが、ここの山の木は、ご神木として伐採は出来ないそうです。
http://oomiwa.or.jp/
三輪明神 大神神社さまは、奈良県桜井市にあり、山の辺の道のコースでもあります。
https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g1022857-d3747620-Reviews-Yamanobe_Street-Tenri_Nara_Prefecture_Kinki.html

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