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江戸末期のお茶室 又生庵再生工事 杉皮と水屋の水槽

又生庵とは
「野火焼けて尽きず
春風吹いて又生ずる」

という意味です。焼け尽くされた野も、春の風が吹くころ、新しく芽が吹いて再生することです。

今日はお茶室の外壁に杉の皮を張って、女竹で押さえていきました。竹を入れると良い感じになってきます。

女竹です。

銅板製の水屋の水槽です。
竹のすのこで見えなくなってしまいます。

写真は左官工事の壁の仕上げ墨を出して塗っていきます。

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それでは今日のご紹介はここまでです。
また続きをお楽しみに。
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マル
今日はお休みいただきました。社長さんいいお話しありがとうございます。
明日から私も頑張ります。

以下女竹について
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
メダケ(女竹)
メダケ
イネ科のメダケ属の1種。関東南部以西,四国,九州に分布し,山野,河岸や海辺などに生える常緑のタケ。別名が多くカワタケ,ナヨタケ,ニガタケなどと呼ばれる。地下茎で繁茂し,藪となって群生する。稈は高さ 6mほどになり,中空の円筒形で,上部は密に分枝し,節は低く節間は長い。葉は掌状に枝先から斜めにつく。ときおり開花をみるが,のちに枯死する。稈は軟らかで粘性が強いので,ざる,うちわの骨,笛,建築用材に用いられる。

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