お風呂キッチンのメーカー「タカラスタンダード社」と展示会をしました。
2018年10月25日投稿
先週の土曜日は、タカラスタンダード社の展示会でした。
タカラスタンダード社は昔から華美な商品を売りにすることなく実直に品質に力を入れた
悪く言えば多少ダサイところのあるキッチン、浴室などの水周りメーカーですが、
最近はデザインにも力を入れて、今までの弱みをカバーしていく姿勢が見えます。
中身ももちろん大事ですが、お客さまあっての商売ですので、デザインも良くしていかないと
この先生き残っていけないと感じられた結果だと思います。
商品は違いますが、自動車メーカーのマツダも広島カープの台頭もありますが
車のデザインが良くなってユーザーの認知度が上がってきていますね。
デザインが良くなって売れ出して、街中で見かける台数が多くなると
今までダサイと思っていたマツダのマークもかっこよく見えるのが不思議です。
さて、本題に戻って、私がおお奨めのユニットバスについて私見を述べたいと思います。
浴室選びの参考になれば幸いです。
鋳物製の素材の上にホーローをかけて、裏側にはしっかり断熱材を付着
させることによって、温まった浴槽の熱が外に逃げず、ホーローと相見えて
遠赤外線が、身体の芯まで温めてくれます。
余談ですが!
同じホーローの浴槽でも少し以前ですが、鉄板にホーローを掛けた浴槽がありました。
これは硬い落下物でホーローが欠けたりして其処から錆が広がって、
孔が開く事故がありましたので、最近はほとんど出回っていません。
「タカラ鋳物ホーロー浴槽」
この浴槽が世界中の高級ホテルに愛されています。
その理由とは!
トップの写真の通りですが、読みづらいので文章にします。
高い(熱伝導性と保温性を持つ鋳物ホーロー浴槽が
熱を蓄え、全身を包み込みます。
即ち、蓄熱した浴槽とお湯のダブル効果で体を芯まで温めます。
下の写真は、
今年7月に施工した東大阪のTさま、大阪市都島区ベルファのマンションにお住まいのKさまの施工例です。
都島区の方は、元もとカネボウの紡績工場跡地がマンション群になった場所で、高層タワーマンションの走りのような地域です。
また、東大阪のTさまは給湯器の熱源を電気に替えて、エコ給湯にしました。省エネ効果で燃料費は安くなります。
K様はマンション新築から14年ほど使い続けておられる給湯器を取り替えました。
ユニット入れ替えで、給湯器の工事も発生しますので、ガス給湯器の平均寿命、
径年数から考えて、ユニットバス工事が完成して、直ぐに取替えになると、工事手間代がもったいないので
これを機に思い切って替えることにしました。
写真は上から順番に
1.浴槽の裏に付着してある断熱材
2.表面の滑らかさ!
3.完成の全景です。
なお、工期は解体から1週間です。
下の写真は、15年ほど前に造った昔ながらの五右衛門風呂です。薪で炊いた湯は給湯器で沸かした湯と比べて温もり方が違うと言いますが、
薪の遠赤外線が身体に差し込んでくるんでくる感触です。
違いのわかるあなたに!
本物の素材を活かし、人と自然が響きあう家づくり
いのこうプロ
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