中央電気倶楽部電壮会・青年会 共催の サマーフェスティバル 2025 〜森本理子コンサートと心の響宴〜を開催しました。
- サマーフェスティバル2025 〜森本理子コンサートと心の響宴〜
「中央電気倶楽部 電壮会・青年会 共催イベント」
2025年8月1日、中央電気倶楽部にて
電壮会・青年会共催の「サマーフェスティバル2025」が開催されました。
テーマは**「心の響宴」**──音楽と朗読が重なり合い、静けさと熱情が交錯する忘れがたい時間となりました。
第一部:物語にひんやりと浸る、朗読と音の世界
開演と同時に会場の空気がすっと変わったのは、森本理子さんによる怪談朗読の瞬間。
小泉八雲「むじな」、夏目漱石「夢十夜」、岸田今日子「いつもの夏」──
夏の夜にぴったりな名作たちが語られる中、会場はしんと静まり返り、心の奥に冷気が差し込むような感覚に。
共演は、笛の名手・出口煌玲さん。その幽玄な音色が朗読に寄り添い、まるで時を超えるようなひとときとなりました。
第二部:シャンソンの情熱と「ヨイトマケの唄」の圧巻
朗読の余韻を引き継ぎつつ、後半はシャンソンの世界へ。
ピアニスト小室弥須彦さんの情感豊かな伴奏に乗せて、森本理子さんが「ひまわり」「愛の讃歌」などの名曲を熱唱。
なかでも会場の空気を一変させたのは、「ヨイトマケの唄」
圧倒的な表現力と深い声の響きに、思わず目頭を押さえる方も。
土方は、誇りの言葉です
この歌がかつて「差別用語が含まれている」として放送禁止になったという事実。
その理由が「土方(どかた)」という言葉だったことに、違和感を覚えた方も多いはずです。
私たちはこの言葉の中に、汗を流して社会を支える人々の誇りを見出しています。
実際、来場者のF様からはこのような感想もいただきました。
「私は“土方の娘”です。
父は79歳で今も1級土木の免許を持っています。
建設や土木の力が、この社会を支えていると誇りに思っています。
父にもこのコンサートの様子をYouTubeで見せたいと思います。」
フィナーレ:ふるさとを皆で歌う喜び
ラストは、出演者と会場全体で「ふるさと」を合唱。
感動と共感の空気の中、誰もが心の奥にある“原点”に戻ったような時間でした。
感動の瞬間をもう一度──動画公開中!
🎥 森本理子さん熱唱「ヨイトマケの唄」
下記リンクより、当日の感動をぜひご覧ください!
イベント概要
- 日時:2025年8月1日(木)17:30開演
- 会場:中央電気倶楽部(大阪市北区堂島浜2-1-25)
- 出演:
- 森本理子(シャンソン歌手・朗読家)
- 出口煌玲(龍笛・篠笛奏者)
- 小室弥須彦(ピアニスト・作曲家)
- プログラム:
- 朗読:「むじな」「夢十夜」「いつもの夏」
- シャンソン:「ひまわり」「今宵ただ一人」「愛の讃歌」
- 特別歌唱:「ヨイトマケの唄」
- 合唱:「ふるさと」

- 懇親パーティーでは出演者とも交流【音楽の余韻を楽しみながら、出演者と参加者が語り合う温かな時間。
- 「心が震えた」「またぜひ参加したい」といった声がたくさん届いています。

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