地元の旭区の子ども病院様にお地蔵さんの祠を新築しました。VOL ②

開放的でこども目線に合わせてデザインしました。

モデルのデザインは雪国のカマクラです。

さてこのお地蔵さんとのご縁ですが、元々公園に祀られていた石仏は3体でした。
今回の移設にあたり、ご近所の寺院のお坊様にお性根を抜いていただき、外すことにしました。
そして、お身ぬぐいをしておりますと、一体の石仏の底に銘が書かれていて、
調べますと、ご近所の方のご先祖が祀られたそうで、無事お返しする事ができました。

元々3体で祠を設計してましたので、一体の石仏を探さないといけなくなり、
急遽石屋さんに相談しましが、出来なくはないが別注で数か月という返事、
と言いながら、急に思い出されたのか？　だいぶ前に彫ったのがあるかも…。？

「そうそう、だいぶ前に小豆島で彫った石仏がありますが」との事、
すぐに見に行ってお顔を拝したのが今回のご縁です。
本当に不思議なご縁でした。

さて、お地蔵さんのお身体の庵治石といえば、
産地は四国瀬戸内海の小豆島の石の種類です。庵治石、即ち、
御影石は鉱物の結晶が集まってできており、含有する構成物質の大小により、
大きく庵治中目石・庵治中細目石・庵治細目石に分類され、
このお地蔵さんの石は白っぽく上品な庵治中目石です。

島の石工が彫ったもので、まるで今回のご縁をお待ちして下さったような、

本当に不思議なご縁に一同驚いた次第です。

お顔には、どことなく品があり、柔和で衆生(人)を包み込むようなオーラがあり、
関係者一同、お会いできたことに感謝し、合掌しました。

以上簡単ですがお地蔵さまとの出会えた物語りです。
以下が大阪旭こども病院さんのURLです。

https://nakano-kodomo.or.jp/

続き、祠本体の漆喰とか五芒星のお話しは次回VOL３をお楽しみに！
尚、VOL⓵はサイトマップからご確認いただけると幸いです。
https://inokou.pro/wp-admin/post.php?post=3524&action=edit